OB会 談話室だより 2024年(令和6年)5月
【 写真俳句 関門橋 】 |
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伊藤亀太郎さん(89歳) |
昨年私の出生地下関市と北九州市を結ぶ関門道路橋は50周年を迎えました。1973年開通。全長1068m、当時吊り橋として日本一で、新ケーブル架設法採用等、国内長大橋の「先駆け」として本四架橋等に引き継がれました。
写真は、2009年源平壇ノ浦決戦で敗れた平家一族とともに入水した安徳天皇を祀る官幣大社赤間神宮で開催された出身校下関東高校同期会(昭和28年卒)の折に、関門海峡遊覧船上から撮影した関門橋に平家滅亡の地としての哀感を加えた小生の愚句を入れ込んだものです。
赤間神宮では、例年5月2〜4日に神事として「先帝祭」が執り行われ、全国の平家会の方々も含めて平家びいきの土地柄も反映して沢山の地元の人達も参賀して賑わいます。
写真俳句は、デジカメ、パソコン等の普及し始めた今世紀初頭頃に、昨年亡くなられた森村誠一氏が創始されたものです。
小生は、この時期;2003年妻死去、2005年会社員生活終了と相次ぎ、一人住まいの心象の変化等を留める手段として「フォト575」とも称される写真俳句に興味を持ち始めました。
されど、成句速度は遅く、漸く110句に到達。子供達に「名前通り、何事も遅い」と揶揄されないようにと残された時間を有効にと心がけて参ります。
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