ＯＢ会 談話室だより 2023年（令和5年）2月
| 【 節分 】 |
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| 今﨑 隆好さん（75歳） |
「節分の豆まき」は、御存知「追儺」由来の立春前日の行事です。本来、神や鬼は善悪の二面性を持つと考えられており、鬼はもともと邪気を祓う存在だったが、異形のため逆に豆で追い払われるようになったとも言われます。唱え言は「鬼は外、福は内」の他に、「福は内、鬼は(も)内」、「福は内」などもあるようです。
この３年新型コロナウイルスは世界中に凄まじい大災厄をもたらしましたが、ウイルスによっては人類進化に必要不可欠な役割を果してきたものもあると聞くと、民俗学と科学の人間の理解を超越した領域における奇妙な符牒の一致を感じます。
ともあれ「豆・ひいらぎ・鰯に囲まれ冴えない顔の鬼と穏やかに咲く節分草」の拙い絵に、『コロナ退散』さらには『国家（集団）の指導者の心に巣食う途方もない邪悪な心 即時消滅』の願いを込めました。