OB会 談話室だより 2022年(令和4年)7月

 【 小石川後楽園の花菖蒲 】

渡邉 和彦さん(83歳)

6月の上旬から中旬にかけて、小石川後楽園の菖蒲田に花菖蒲が咲きます。
この庭園は、江戸時代初期に、水戸藩初代藩主徳川頼房が、作庭家・徳大寺左衛門に命じて 水戸徳川家の江戸上屋敷内に造られた日本庭園です。2代藩主光圀は、明の遺臣朱舜水を、 設計に参加させたと言われ、中国的・儒教的趣向が反映され、名前も中国の『岳陽楼記』より、『(仁人は)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ』から、後楽園と名付けられました。
都心にあり、アクセスもよく、季節ごとに梅・桜・菖蒲・紅葉を楽しめ、池には白鷺やカワセミも来て、私もカメラ担いで、時々散策に訪れる庭園です。


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