短歌・俳句を7月会報にて一般募集したところ、以下の4名の方々から投稿がありました。
ご紹介いたします。(敬称略・50音順)
【短 歌】
安倍 敬祐 |
靖国の兄に会いたく今日も来た 平和の祈り降る蝉しぐれ 靖国に共に祈らん蝉しぐれ 平和の願い絶えることなく |
【俳 句】
後藤 實 |
ボール蹴る少年二人田水沸く 竹林の影の揺らめく植田かな |
高橋 眞二郎 |
ベイブリッジの太きケーブル冴返る 手術痕見せ合うプールサイドかな 小春日や語彙爆発の三歳児 青春も飢餓も遠き日都鳥 極月や己が足跡消されゆく |
吉村 實 |
手花火のしばし狂いて果てにけり つかつかと来てつかつかと去る夏帽子 只者でなき面構へ大秋刀魚 |