新日鐵住金OB会/2016年6月14日(火) 第20回山歩きを楽しむ会

■ 鎌北湖と宿谷の滝、新しき村

鎌北湖(かまきたこ):
“乙女の湖”とよぶにふさわしい静かな山の中腹にある周囲約2km、水深20m、貯水量30万立方mの人造湖です。農業用貯水池として昭和10年に完成しました。
絢爛豪華に咲き誇る桜、そして、鮮やかに水面を彩る秋の紅葉は、見事の一言につきます。
宿谷の滝(しゅくやのたき):
12〜13mの切り立った岩から激しく滑り落ちる滝。鬱蒼とした静かな森の中ではかなりの迫力があります。
ここから下流へは遊歩道が整備されています。
新しき村:
武者小路実篤の掲げた人間尊重、自然尊重などの理想を実現するために開かれた農業共同体の村。
無農薬米や、鶏卵、シイタケなどの農業を営み、農産物を販売しています。

■ ルートマップ(時刻は当日の記録)


■ 鎌北湖へ

東武越生線/東毛呂駅(ひがしもろえき)に10時30分集合、タクシーに分乗して農産物直売所まで直行しました。
入念な準備体操の後、鎌北湖に向けて出発。のどかな山村の農道を30分程歩くと鎌北湖の土手が見えてきました。
急坂の土手への道を登ると鎌北湖です。

のどかな農道を行く。林間では鳥のさえずりも聞こえバードウォッチャーも多数
急坂を登ると鎌北湖が現れました
昼食後湖畔でくつろぐ 鎌北湖畔で記念撮影

■ 宿谷の滝へ

鎌北湖で昼食・休憩後、駐車場の奥にある登山道入口から山道に入り、宿谷の滝に向かいました。                   登山道入口 →
この道は山の中腹を回り込む形になっていてアップダウンが少なく歩きやすい道です。
20分程歩くと車道に出て、しばらくすると階段がありました。下りていくと水が流れ落ちる音が聞こえ、宿谷の滝が見えてきました。 12〜13mの切り立った岩から激しく滑り落ちる滝にしばし見とれました。マイナスイオンを浴びながら休憩です。

緑濃い山道を快調に進む
車道からの階段を下りていくと宿谷の滝が見えてきました
落差12m、周囲を苔むした岩壁に囲まれている マイナスイオンを浴びながらしばしみとれる

■ 新しき村へ

宿谷の滝からは、滝から続く小川に沿って狭いながらも整備された遊歩道があり、林道まで続いていました。小川のせせらぎを聴きながらゆったりと歩きました。
遊歩道から先は舗装された林道・車道が続き、途中、埼玉県指定史跡の「山根六角塔婆」「宿谷の地蔵尊」などを見学しながら30分程歩いて、ゴルフ場入り口に到着。
ゴルフ場入り口でタクシーに分乗し、武者小路実篤の理想郷「新しき村」に向かいました。
「新しき村」に到着。広い畑の中に新しき村会員の展示ギャラリーなどがあり、休憩を兼ねて見学しました。

山根六角塔婆 宿谷の地蔵尊 ゴルフ場入り口
「新しき村」の入口 「新しき村」ギャラリー
写真・工芸・書画の展示場 実篤の「新しき村覚え書」

■ 懇親会

「新しき村」 からは田園地帯を抜け、住宅街を歩くこと約20数分。東武越生線「武州長瀬駅」に到着。 駅前の喫茶カフェにて反省会・懇親会を行ない、楽しい一日を締めくくりました。

駅前喫茶カフェにて懇親会

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