私は我孫子(千葉県)に住んで45年ほどになります。我孫子は手賀沼を擁し白樺派ゆかりの文化都市です。武者小路実篤、志賀直哉、柳宗悦などの文化人が居を構えていました。志賀直哉は大正4年から12年まで我孫子に暮らし、「暗夜行路」「城崎にて」「小僧の神様」などの小説がここで生まれました。 表紙の絵は、手賀沼を見下ろす地にある志賀直哉邸跡の書斎をスケッチしたものです。母屋は残念ながら残っておりません。
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